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急速特異的経口耐性誘導療法(rush SOTI)

 先日、日経メディカルのオンラインメールをみていると…。

 2009.4.16「急速特異的経口耐性誘導療法(rush SOTI)」の記事がありました。

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 SOTIは "Specific Oral Tolerance Induction" の略。

 近年、世界では重度の食物アレルギーの根本治療へ向けた研究が盛んに行われています。

 国内でも特異的経口耐性誘導療法の臨床研究が増え、重度の食物アレルギーが治ったという症例も報告されているそうです。

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 急速特異的経口耐性誘導療法(rush SOTI)は、現在臨床段階。

 神奈川県立こども医療センターアレルギー科で、栗原和幸・伊藤直香の両氏により、アナフィラキシー型の食物アレルギーを持つ学童期以降の患者を対象として行われているそうです。

 一般に、食物アレルギー患者の約70%は6歳までに耐性を獲得するといわれています。

 しかし耐性を獲得できない場合、一生アレルゲンの除去を強いられることになります。

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 rush SOTIでは、入院の上、乾燥卵白粉末で症状が出る閾値を決定します。

 閾値以下の量から投与を開始し、摂取量が一定量まで達したら、加熱卵の摂取に変更します。

 加熱卵白の摂取は約60g(卵1個分)が目標となります。

 もちろんアレルギー症状が出た場合は、必要に応じて治療を併用します。

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 これまで、卵アレルギーのある7〜12歳の患者6人に対してrush SOTIを実施。

 薬物治療を併用したものの、アナフィラキシーなど重篤なアレルギー症状はなく、平均9日(まさに"rush")で全員が卵1個に対する耐性を獲得したそうです。

 現在、治療から1年経過していますが、6人全員の経過は良好とのこと。

 さらに症例を重ねるとともに、卵以外の食物アレルギーに対しても、rush SOTIを実施しているそうです。

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 免疫学的機序の解明など、まだまだ課題は多いものの、重症食物アレルギーへの画期的治療法になる可能性が期待されています。


 詳しくは、

 日経メディカル オンライン

 または

 日本小児アレルギー学会誌 Vol. 22 (2008) , No. 5
 食べれば,食物アレルギーは治る−True or wrong? 737-744
 栗原 和幸


 をご覧ください。


 

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Author:chirouno
山本 彩世
カイロ・ウノ専属カイロプラクターです。
宇之助室長の代理をつとめさせていただいております。
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