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うつ状態の鑑別診断に光トポグラフィー

 うつ状態の鑑別診断に光トポグラフィー検査が有効だそうです。

 厚生労働省は2009年3月10日「光トポグラフィー検査による脳機能評価に基づくうつ状態の鑑別診断」を「先進医療」として承認、4月1日告示しています。

 先進医療の各技術の概要について
 (88番)光トポグラフィー検査を用いたうつ症状の鑑別診断補助


 光トポグラフィー(NIRS)は、脳の活動状況を調べる医療機器。

 頭皮上から光ファイバーを通して近赤外光を照射し、大脳の表面付近の血液量の変化を測定します。

 近赤外光は安全性が確認されており、装置の装着も簡単で、非侵襲性です。

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 検査も簡単。

 ・装置を装着する。
 ・正面のディスプレイを見ながら指示に答える。
  (a)「あ・い・う・え・お」を繰り返す(基本データの測定)
  (b)画面の文字から始まる言葉を答える(脳活性時の測定)

 約10〜15分で検査は終了するようです。

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 現在、精神疾患の鑑別は問診のみ。

 しかし、うつ病・双極性障害(そううつ病)・統合失調症は、問診のみでは鑑別診断できない場合もあります。

 治療は薬物療法が主で、

 ・うつ病  :抗うつ薬
 ・双極性障害:気分安定薬
 ・統合失調症:抗精神病薬

 が第一選択となります。

 しかし診断が正確でなければ、処方薬の効果がないばかりか、症状が悪化することも。

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 双極性障害は明らかな躁状態を伴う双極I型障害と、軽い躁状態を伴う双極II型障害に区分されます。

 躁状態が軽い双極II型障害の場合、患者や家族の認識がないため、問診ではうつ病と診断されることも。

 この場合も光トポグラフィー検査で双極性障害と診断することが可能だそうです。

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 光トポグラフィー検査の精度は、7〜8割。

 問診の補助手段として使うことで、正確な鑑別診断が望めるようです。

 検査費用は1万3000円ほど。

 今は全額自己負担となります。

 ただし検査を受けるには、症状が先進医療の対象となること、および診療情報提供書(紹介状)が必要となります。

 希望される場合は、現在の主治医に確認されることをおすすめします。

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 光トポグラフィー検査を受けられる施設は以下の通り。

 群馬大学医学部附属病院 精神科神経科

 東京大学医学部附属病院 精神神経科

 国立精神・神経センター病院 光トポグラフィー(NIRS)専門外来

 近畿大学医学部附属病院 メンタルヘルス科

 全国的な普及には、まだまだ時間がかかるようです。


 
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有り難うございます^^

光トポグラフィーの記事、探していたので助かりました。有り難う!

コメント、有難うございました。

こちらこそ、コメント有難うございました。

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chirouno

Author:chirouno
山本 彩世
カイロ・ウノ専属カイロプラクターです。
宇之助室長の代理をつとめさせていただいております。
ボディートーク(BodyTalk)のセッションもお試しください。

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